クレイジーヌードルズ ・スタジオは、和製ネオポップの若手アーティストたちの創作活動やプロモーション活動を後押しするために、ナカミシ・サオリとアンドウ・ヒロによって2005年に東京で設立されました。

時を移さず、漫画文化から生まれた彼らの造形言語やそのキッチュな遊びの美意識が島国日本の国境をも越えました。2006年にはファニュ(パリ)やシャオ・メイ(北京)が クレイジーヌードルズ ・チームに参加し、現在は15人ほどのアーティストが東京から北京を経由してパリに至る道筋で活躍しています。

設立当初から今日に至るまで、創立メンバーは芸術的創作活動のコラボレーションを大いに奨励し、完全に自由な表現を一貫して維持してきました。

純粋に芸術的な企てであるこの国際色豊かな「乳児院」は、今日ではいくぶん不規則ながら、固有のしかも美術から生まれたものではない、新たな輪郭を形成しました。

クレイジーヌードルズ の若手アーティストたちは大衆文化を拾い集めて作品の中に組み入れ、それを高尚な文化に組み込んで、西洋人が擁護しているエリートたちの純粋芸術に対抗するサブカルチャーを築き上げています。

魅力的であると同時に扇情的でもあるクレイジーヌードルズ の作品群は、当初は伝統的東洋文化に対抗するものとして生まれましたが、今日では現代社会を映し出す鏡のように西洋社会の甘辛い顔の表情を表現しています。

クレイジーヌードルズ のアプローチはアンディ・ウォーホルの流れを汲むと「やや控えめに」主張しています。ウォーホルのポップアートは、一瞬で観客の心を掴む強いイメージを表現できるシルクスクリーン印刷を用いて、大量生産・大量消費社会の劣等感を拭い去りました。

クレイジーヌードルズ の創造世界は、天真爛漫な顔をした少女たちが登場するロリータ漫画や、大勢の全裸または下着姿の若い女性たちが登場する赤裸々にエロチックな作品、また同時に常に古い伝統を彷彿とさせる雰囲気の中で風紀を乱す人物が登場する作品の寄せ集めです。